2022年12月1日木曜日

小さな小さな成功体験を作ること

こんにちは、社長です。
プライベートな話なのですが、
先日、スケート場へ子供たちを連れていってきました。

元々は、「遊園地がいい!」と言っていたのですが、ここ最近出費が嵩んでいたため知恵を振り絞りました。
そこで先日スケート場の広告を見たことを思い出しました。
スケートへ行くことを提案すれば子供たちも全員一致で「いいよ」って言ってくれるかもしれないと思い淡い期待を抱いて伝えてみました。
結果、気持ちよい「いいよ」がもらえたので早速予約をしました。
(妻よ。私たちの財布は守れたよな。。。)

スケートへ行く当日。
手袋とニット帽を持ち、少し厚手の服装で車に乗り込む。
とにかく
「痛い!もうやだ!やらない!」
だけは避けなければならない。
プロテクターとヘルメットは現地で無料で借りれます。
「こけたら痛いかもしれないよ~」「みんなで滑れるようになろうね!」
と事前に車内でみんなを鼓舞していました。

スケート場はちょうどいい距離で、自宅から1時間ほどの場所にあります。
靴を借りて地下道を通り、いざリンクへ。

私自身、小学生低学年以来でしたので滑れるか疑問でしたが、自転車と同じように習得したものは忘れずに意外と滑ることが出来ました。

3人の子供たちの性格と学年の違いで導き方を少し変えてみました。
・長男は高学年なので、彼の負けん気を引き出しながら、最初から派手にこけて痛いってなるのは避けつつ近くに寄り添いながら。

・長女は運動があまり得意ではないのと、怖がりなので手をつないで滑ってあげたり、壁の方で教えてあげてすぐ掴まれるように。

・次女は運動は得意なのですが、とにかく痛いのがいやなのでそうならないように長女と同じようにしつつ、まだまだ小さいので一緒にいる時間を上2人よりも多くとってあげました。

全員に共通するところは、
①まず初めに僕が滑る姿を様々な角度で見せること。
②見せたことや言ったことができなくても怒らないし、イライラもしない。
③求めに応じてすぐ対応すること。
④少しの成長でもそれを見つけて認めて褒めてあげること。
⑤とにかく楽しく!今回の挑戦が苦行になってはいけない!

1時間ほど教えていたかな。。。
長男が早々に一人で滑り出しました。
自分の指導法が間違ってなかった!と感じて内心めちゃくちゃ喜んでました(笑)


次が長女。
あまり出来てはなかったけど、コケてはなかったので、
「ゆっくり自分のペースでいいからやってみ~」
という感じでマンツーマン後は次女の方と行ったり来たりしながら教えていた。
なんとなく掴みかけてた感じがしたから、話を聞いてたら、「自分でやってみる」と言って危なげながらも一人で滑りだした。


最後に次女。
まずは私の滑る様子を見せて、時間を取りながら本人にも何度もさせてみて、体で滑る感覚をつかませる。めんどくさがりでコツコツが苦手だけど要領がよく運動センスもあるから。
1回辞めて、また戻ってきてこっちがあきらめずに誉めながら丁寧にやってたら、感覚をつかんだみたいで、
「お父さんもう大丈夫」って言って一人でやりだし、滑れるようになった。


結果全員が滑れるようになりました!👏👏👏

早くはないけれど全員が一人で滑るようになったからみんなでリレーしたり、各自1周のタイムを計ったりと最後にはみんなで楽しめました。



初めてスケートで子供たち全員があきらめずに最後まで取り組んで一人で滑れるようになることがその日の私の成果目標でした。
そこに向かうにはやはり楽しくが前提であって、イライラしていたら達成は難しかったと思います。
子供たちが初めての事に挑戦し成功した、という体験をするのは1回で見たら本当にちょっとしたこと。
ただこの体験がきっかけで冬にあるスキー研修にもチャレンジするかもしれない。
小さな成功が自信につながるし、次の成功へのチャレンジを生んでいく。

この【小さな成功体験が次の成功へのチャレンジを生んでいく】というのは私たち社会人でも通じるものがあるのではないでしょうか?
日々の業務では成功体験を感じることは少ないかもしれない。
なので、自分の感覚を敏感にして、隠れている【小さな成功】を見つけ出してみてください。見つけたら自分を認めてあげてください。それが私たちみんなの成功へのチャレンジを生んでくれるのですから。
まずはそこから、みんなでやっていきましょう!

2022年11月25日金曜日

人を認めることが出来ない人間が人を認められるようになった話③~番外編~

こんにちは、社長です。
こちらの投稿の続きです。主観を含めた内容ですので、番外編とさせていただきます。

今回は私が伝えたいことです。
同業の大手さんの話を聞いていると、所属事業所の長がどんな方になるかで離職率がものすごいことになるようです。
ある人が長の在任中では中堅どころやベテラン、育ってきた若手も含め10名以上の方が離職されました。
10名以上の離職は異常事態です。
では、なぜこのような事態になってしまうのでしょうか。考えていきます。

部下を管理する能力がない人間がそのままの状態で上に立ってしまう起こりうることです。
実際に仕事も出来たし、能力もあったし、実力もあった。
ただ、管理能力、部下を育てる能力は発揮したことがない、未知数な状態。
新規開拓して仕事のボリュームが大量に増えることはない保守的な業界であるがゆえ、毎年新人採用を行う企業もなく、平均年齢も高め。
上司に適任かどうかというよりは大した出世レースもなく年齢が来て自然と上に上がってしまったというものに近い。
そんな方が管理職になり、部下が出来た。
スポコン的にやる方、いじる方、厳しくする方。部下とのコミュニケーションには様々な方法がある。いつも同じでいいとも限らない。
部下を育てるということは部活で後輩を見るのとはまた違うものだと考えます。




部活ではどんなに厳しく嫌な先輩でも必ず引退するし、卒業が見えている。1,2年もすれば顔も見なくなる。だから耐えようと思えば耐えるし、学校というしがみつくべき対象もある。
でも会社や仕事はそうじゃないですよね?
変わりがたくさんあるし、辞めることも学校や部活に比べれば比較的容易です。
精神が壊れるほど我慢してまで続けていく必要性は必ずしもないのです。だから辞めてしまう。

ここで重要なことは、部下を壊してしまう上司の方は、別に部下を壊したくてやってるわけではない。ということ。
部下とのコミュニケーションの取り方がわからず苦しんでいる。そう考えてみるとどんなにクソムカつく上司にも少し哀れみな気持ちが生まれますよね?
だったら、学べばいいのです。
ただ、残念なことに、日本の社会人の1日の平均勉強時間は7分という事実。たった420秒。
これ、実際は0分ていう人がほとんどだと思ってます。
こうなると個人の努力に期待することは出来ない。

だったら会社で上司になる人には上司になるための、コーチングやコミュニケーションの取り方の教育を行えばいいじゃないか。と私は考えます。
無知のまま部下で試すのはもうやめましょうよ。
せめて、それらのスキルの存在を知ってからにしましょう。と言いたいのです。
でないと自身の行動や言動を照らし合わせて振り返ることもできない。失敗を次に生かせない。上司として備えるべきスキルの向上に寄与しない。

1度その教育の流れが出来てしまえば、それ以降は上層部もそれらのスキルを会得しているはずですから、新人管理職の指導も出来るし相談事にも乗れるということが出来てくるはずなのです。
管理職が生き生きとしていれば部下も生き生きとしているはずで、社内全体の雰囲気が当然よくなります。そんな会社はきっと業績も上向くはずです。

リスキリングが叫ばれていますが、何もITに強くなることばかりがリスキリングとは私は考えません。
コーチングやコミュニケーションを学ぶことも立派なリスキリングで、これらを学ぶこともやっていった方がきっとみんなが幸せになれるはずなんです。

迷える上司の方に届くことを願っています。

2022年11月17日木曜日

人を認めることが出来ない人間が人を認められるようになった話②

こんにちは、社長です。
前回のこちらの投稿のつづきです。
なりたくてそんな親になったわけじゃないのにどこでどうなってしまったのか。
子供たちから尊敬されて慕われる父親をイメージして生きていたはずなのに、動けば動くほど子供たちとの距離が拡がっていく。
解決策もわからないまま、悶々としながら小手先でコミュニケーションをとる日々。
そんな私にある日、転換点が訪れました。
友達と夜にラーメンを食べに行くことがありました。
地元に残っている数少ない友人の一人。
上記のように子供との接し方に悩んでいましたので、
「子供たちとどうコミュニケーションを取ればいいのかわからないんだよねぇ。。。」
と、悩みを彼に打ち明けました。
彼は看護士で、手術室でオペ看をしつつ、部下を指導する役割を任されていました。
定期的に勉強会や講習会にも行っていて、私が話をしたらそのあとに
「それってコーチングスキルが足りないからじゃない?」
と言ったのです。
「何それ?名前の通りコーチするスキルなんだろうけど。。。」
恥ずかしながら初めて聞いたのです。
話を聞いていると今の自分の悩みを解決してるのはまさにそのコーチングスキルだろうと気付きました。
そして次の日、本を探しました。
そこで出会った1冊の本。
著者 谷益美さんの 「リーダーのための!コーチングスキル」
という本を買い、読みました。




かなりざっくりいうと、部下の課題解決へのアプローチ役。話を聞いて自主的な成長の可能性を引き出してあげる役。
求めていたのはこれだよ!!!!
内容もわかりやすくて面白く少しでも時間があれば読んで、あっという間に読み終えてしまいました。人に話せるほど言語化して覚えてはいませんが、人との会話の中での自らの思考で体現している感じです。
大事なことはとにかく話を聞くこと。思い込みや決めつけ、不勉強で今までどれだけ損してきたのかがよくわかりました。人のことを考えて、私たちが考えた課題解決(できそうな)方法をやらせることではなく、話を聞く中で彼自身が気付いた彼なりの方法で課題解決できるようにアプローチをすること。その結果を見届け確認して調整してあげること。
私自身が私の家族と歩む日々の中で実現したかったことが詰まっていたのでした。

与えられたことをやれと言われてやっているだけでは本当の成長ではない気がしています。
自分たちが自分の頭で考えて導きだした答えにこそ自分たちが成長するためのエクスペリエンスなのではないでしょうか?

人は成長する生き物です。
だから私が成長できるならばあなたも成長できるはずなのです。
であるならばともに成長していきたい。今の立ち位置は違っていて、歩むスピードが違ってもそれぞれが人生を歩んでいるのです。だから人は尊い。そう気づいてから、私は私以外を認めることができるようになりました。

ぜひ、みなさんもコミュニケーション力を高める第一歩のスタートとしてコーチングというものを一度知ってみてほしいと思います。
みんなで学んでもっといい社会にしていきましょう。


Amazonのアソシエイトとして、当ブログ管理人である社長は適格販売により収入を得ています。

2022年11月12日土曜日

人を認めることが出来ない人間が人を認められるようになった話①

こんにちは、社長です。
タイトルが長いですね。

私はもともと他人を認めることが苦手な人間でした。苦手というよりも出来ないに近い。
特に出来ない人に対して頑張りとかを認めることがとっても苦手でした。
子供ががんばる過程を応援できない、そう考えてもらえればいいです。
ずば抜けた体格、身体能力、才能もないので陰ながら努力して勝ち取るタイプで、とにかく自分しか見ていない。がむしゃらにやるしかなかった。社会人になっても自分のことしか見れていなかった。面倒見がいい方ではないので後輩の友達はいない上に会社は零細で従業員も少ない環境ではコミュニケーションの大切さに気付く場面が少ないし、そもそもコミュニケーション能力成長の必要性を感じない。普通に同僚やお客様とお話しできていれば良かった。
そんな状態で結婚出来て、子供もできました。



子供が小さいうちはいいですが、少し大きくなって【行動】するようになると次第に問題が出てきたのです。
間違いの行動をした時に伝え方がわからないのです。後輩を指導したり教えたことがほとんどない。成功体験がないし失敗した経験もない。
ちゃぶ台をひっくり返すようにただ怒り、罵る。それしかできなかった。

息子が小2になったある日。
本人から「お父さんは試合を見にこないでほしい」と言われてしまいました。
あんなに熱心にしていたのに何でだ、と思いましたがとても嫌そうに言われたので、黙っているから行ってもいいか?と許可をもらって見に行っていました。
中身は何も変わっていないので帰りの車で悶々とした気持ちを少しだけ吐き出していました。
そんな状態で今(小5)まで息子が大きくなることになります。


続く。

2022年11月4日金曜日

基礎を忘れないように

こんにちは、社長です。
今日は基礎、基本についてお話したいと思います。


私たち安全に関わる仕事をするものにおいて、基本とは安全を守る第一条件となります。
0圧で作業を行うことは基本ですし、フランジを割って圧抜きするならゆっくりボルトを緩めるなども基本的な作業になります。フランジガスケットがくっついてるかもしれないのでそういうところを確認しながら外すということも大事なことになります。

慣れた作業で事故が起こるのは基本を忘れてたから起こると思います。というかほとんどがそうだと思います。
基礎というだけあって礎(いしずえ)であってこの上に応用が乗っかってくるわけです。
仕事においても勉強においてもいきなり応用はないと思うんです。

営業でも、お客様に対して基本的なことってありますよね?
経営でもそうです。会社に起きている事実を歪曲して都合のいいように捉えるのは基本を無視した経営になってしまいます。


基本作業は安全作業であり安全な作業は基本作業になる。
今一度自分達の基本って何だろう?と問うてみるとより良い仕事に繋がると思います。

2022年10月27日木曜日

僕はまだ自分の限界を知らなかった

こんにちは、社長です。
皆さんは頑張ってますか?
僕は頑張ってますよ~、って方多いんじゃないでしょうか?
毎日、疲労困憊で家に帰るのは夜10時過ぎ。という方もいるかもしれませんね。

私も一人社長ですので休みがあるようなないような。
夜でも家の中で仕事してますし、正直自分でメリハリをつけないとたまの土日で休みの日でも日中はしないですが、夜はパソコンで報告書作ったりプリントアウトしたりしております。
急ぎというよりかは性格の問題で早く出したい、というのが一番の理由です。

私の知っている方で、
普段は会社勤め、自身の経営する会社持ち、雑誌の連載、VOICYでの投稿、noteへの記事投稿(週2です)、新たな仕事
とたくさんのことをされてる方が見えます。
奥様が家事への協力を求めないとのことですが、それでもこれだけのことをする時間を作っているところがすごい。

自分は会社持ちですが(会社勤め含む)みたいなものですし、他は週1のブログ記事掲載のみ。
うちは妻が家事の協力を求めないけども、イライラしたりしてるのがまるわかりですし、子供の習い事の送迎も私がいる時はしますので比べても仕方ないとは思いますが、それらを考慮してもこの方は時間を作り出している。

なぜそれほどまでに時間と体力を向けられるのか。
それは【自分の限界を知ること】だとおっしゃられています。
その言葉がとても深いのです。
自分に関わるもののたくさんの限界。
自身の体力。精神力。妻の体力、精神力。家族と接する時間。仕事。お金。そして時間。
あげればキリがありません。
それくらいたくさんの限界が自分の周りにあります。
その限界を知ることが大事だというのです。

私はまだまだだ、と思いました。
私は私の限界を知らない。
時間の限界を知らない。今日も1日やりきったと言って眠りにつきたいのに、まだそこまで本気で言えるほどに達していないのですね。



頑張れ自分。
無理はいけませんが、自分の限界を知ること。
知るにはいい機会だと思いました。
やっていきましょう。

2022年10月22日土曜日

リアルの自分とネットの自分が重なる部分を大きくする

こんにちは、社長です。
皆さんもご存じ、SNS。
勿論、私も使ってます。TwitterとInstagram。Facebookはインスタと連動で使用してます。
リアルの自分が充実してる方、そうでない方、ネットの中の自分が充実してる方、そうでない方、そもそもやってないという方も当然いると思います。

今現在ですが私のTwitterはフォロワーさんが1200人いますので、ツイートにコメントいただいたり、皆さんのツイートに私からコメントしたり当然するわけです。そこでコミュニケーションが生まれます。
意気投合したり、共感したり、時にはおバカなことしたりするわけです。
ネット上の自分、所謂【アバター】の自分はリアルの自分とちょっと違うはずです。
良い人だったり、毒を吐いたりするわけです。
その自分を受け入れてくれるアバターの仲間たち。認めてくれる。共感してくれる。
話を聞いてくれる。見てくれる。喜んでくれる。いいねしてくれる。

コメントするにあたって文字として形に残るので文章をすごく考えます。消しては書き消しては書きする。
あったこともない相手のことを思う。落ち込んでたら力を与えたり頑張ってたら応援したりしたい。

2つの円をイメージしてみてください。
左の円をリアル、右の円をアバターとします。
ネットの中の自分がコミュニケーションをとることで右の円がどんどん大きく成長していきます。私はたくさんの相手とコミュニケーションをとると人間は成長するのだと考えています。
いろんな方がいるのでトラブルもあるし、コメントの返しにてんやわんやすることもあるし、自分の語彙力のなさに落胆することすらあります。私はしょっちゅう落胆しています。
そうやって頭を使っていると円が大きくなる。充実していく。
その充実が左のリアルの円を侵食していきます。その重なりが大きくなるにつれてリアルの自分もつられて成長していく。成長とともに左の円が大きくなっていく。同時進行で進んでいきます。
今の時代、リアルの自分もアバターの自分もどちらも大事だと私は思います。
実名じゃなくてもいい、なりたい自分に似せていてもいい。アバターを知ってもらう為、見つけてもらうための戦略を考えるのもビジネスアイデアの発見に役立つ可能性もあります。

誰かが認めてくれることで心が満たされることが重要なのではないかと思います。
アバターを成長させてリアルの自分に重ねていく。絶対に成長が早くなります。
リアルもアバターも重なり満ちる、それを目指してやっていきましょう。