かつてあった「和民」という居酒屋はご存知でしょうか?
今は焼肉店に業態を変えていて居酒屋としての和民はなくなってしまったようですが。
その和民の創業社長である、渡辺美樹さんとワタミフードサービスのベンチャー時代から上場までのストーリーを実名で描いた
という小説があります。
美樹さんのお父さんである秀樹さんも社長をされていたようですが小学生の頃に経営危機を迎えます。そして小学生にして将来は社長になると決意されていたようでまさにそれを実現したわけですね。
美樹さんはとにかく礼儀正しく。。。すらっとした男前で相当な好青年であったことでしょう。
登場されるみなさんに対しても上下分け隔てせず礼儀正しく、横柄な態度を見せません。
役職者に対しての礼儀は特に素晴らしいもので、へりくだるわけでもなく自分を常にしたにおいて、感謝、おかげさまというような心を言葉や姿勢で示されています。
普段、自分は失礼な態度をとっていたりしないだろうか?
相手の役職、そこまでに至るその方の努力の背景などを思い描けたことがあるだろうか?と感じさせてもらえました。
この小説は読んでいて気持ちがいいです。
何より上述した礼儀正しさだけでなく、仲間を大切にする当たり前な部分、お客様だけでなく、社員をとても大切にされている部分。
自分も汗をかき、とにかく動く。
読む人によって感じるところ、学ぶべきところはとても多いという印象です。
ぜひ、読んでみてほしいと思います。
ありがとうございました!