ラベル 自分を成長させるために必要なこと、成長できる環境に身を置く、人生100年時代、他者貢献 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2024年2月6日火曜日

他者貢献に繋がり、自分を成長させるために必要なこと

こんにちは。安居社長です。

嫌われる勇気読み終わりました。
大変よかった。。。

これほど著書から力を受けられる本はなかなかありません。
人生に迷ってるわけではありませんが、このアドラー心理学の本、正確には岸見アドラー学を知ることでどの人が読んでも何か思い感じる部分があるのではないかと考えています。

青年と哲人の対話形式で本が進んでいくのですが、青年は過去に色々とあったようでそれをとても引きずっているわけです。
捻くれているというか人生がつらい、生きることはつらいことという価値観を抱きながら生きているのです。

不満、不信、猜疑心を抱きながら人生を生き、人の顔色を伺い、嫌われないような生き方をする、本書では他人の人生を生きると表現されていますが、
そのような人生を生きるよりも、嫌われてもいいから自分の人生、自分の言いたいことをいい、他者に貢献することで自分の人生を生きていくというとてもストレートであり、大切な教えが書いてありました。

自分のことを好きな人もいれば嫌いな人もいる。
他者の好き嫌いは自分ではコントロールできないことです。

そこに気を配るのではなく、自分の人生を生きる。
他者に貢献することで自分の居場所を確認、ここにいてもいいんだ、と自分の価値を確認して生きていくことは大変な幸福であるということです。

よく「お客様のために」という言葉を聞きますが、本書を読んで改めて普遍的なことだと感じました。
自分さえ良ければいいとかそういうのは一旦おいて、他者のことに全力でぶつかってみる。
若い時にライフワークということは少しおいておき、他者のため、仕事ではお客様のためと考えてみるというのはありな気がしてしまいます。

大変働きづらい、働いてもらいづらい世の中になっていますが、自分を成長させるには自らを成長できる環境に身を置く必要はありますよね。
スポーツでも勉強でもそうですよね。

凡人であるからこそ、普通の人間であるからこそ、より高みを目指すためには自分を成長する場所へ連れていく必要があります。

少し前までは強引に働かせて無理やりの成長機会を作りだせていた日本社会ですが、現代社会ではさすがにそうも行かないわけです。

残念ながら、これからの若い人たちはますます自主性が問われています。
自ら成長の機会を貪欲に貪るものこそ、これからの時代を生き抜く力を手にする可能性が高まります。
生物学的には強者が生き残ることは必至です。

ぬるいことを言っているとやはり置いて行かれてしまうようです。
それは、私たちおじさん世代も例外ではありません。

人生100年時代。
なかなか休ませてはもらえないみたいですね。